西穂独標(2701m)              2013.4.11〜4.12
天気予報を見定めて楽しい雪山を計画した筈だったが、生憎にも真冬に逆戻りした天気になってしまった。
参加者はみつがしわゆきんこ隊のKKs、KKt、SS、FNの4名です。                        

平成25年4月11日(木) 
岡山IC3:50−新穂高登山者駐車場10:40〜ロープウエー上駅登山口12:50−西穂山荘14:05

東海北陸自動車道には荘川〜飛騨清見間が雪用タイヤ規制が出ている。
その為か通行車両は少ない。
この日の為に我々のK車は当然ながらスタッドレスを履いていておりました。
実際には高速は過剰規制だったのだが、平湯トンネルから栃尾迄は路面が白くスリップ事故車もいた。

新穂高登山者駐車場はこの通り0台です。
たった1台の我々のK車です。
当然最奥に置きました。
昨夜降った雪道をロープウエーへ向かいます。
帰路、この付近でフキノトウを沢山採って帰りました。
ロープウエー2つを乗り継いで高度1000mを稼ぎました。
アイゼン付けて西穂高登山口標高2160mを出発する。
除雪車を通した雪の回廊を過ぎるといよいよ登山道になり、一気に厳冬期の気分だ。
夏季なら登山届提出の最終場所の木造小屋も雪の中です。
樹林帯の樅の木に設置してある積雪柱は2.7mでした。
その上に今日はパウダースノーが30cmです。
今日は乾き雪、気温が低いためフカフカなので比較的楽に進める。
冬季登山道の標識が点々とある。
この千石尾根も夏季ルートとはやや異なるようで、づッと尾根伝いでアップダウンが多い。
山荘へ残り400mの標識からがえらい急登になりキツイきつい。


残り200m辺りから北西の風が急に強くなり、遂には10〜20mのブリザードとなってカメラどころでは無くなった。
小屋に入り窓から写すのがやっとと云う状態だった。

でも、早い到着だったのでストーブの傍で有意義な団欒となりました。
お休みなさい!

平成25年4月12日(金) 雪
西穂山荘7:08丸山7:32−8:47西穂独標8:56−丸山9:52−10:15西穂山荘11:35−ロープウエー上駅13:00−岡山IC22:10

出発時 −10℃
朝6時に朝食を食べ、ゆっくりしての出発です。
昨日程の風は無さそうだが、稜線上はかなりありそうな気配だ。
丸山が近付いて来た。
左頬が痛い、雪混じり10m近い風だ。
丸山2452m
FN、KKt、SS
雷鳥
こんなに寒いのに、わざわざ出迎えてくれて有難う。

強い風雪でポールを見失う、雪が飛んだ登山道らしきを認めホッとすることが度々あった。
独標手前の岩ピーク(12峰?)の途中で→を見つけ心の中で少しやれやれ、だが厳冬期そのものの岩雪ミックスが連続する。
鎖を過ぎ、独標最後の難関です。
西穂独標2701m
KKt、KKs、SS
同上
KKt、FN、SS
三脚はあるがそんな小細工の出来る状況じゃありません。

下山開始
岩場を過ぎた。KKs少しづつ遅れ気味。
小屋の屋根が心底嬉しい!
自然、万歳!と叫んでいます。
4月12日の軌跡

西穂山荘名物の味噌ラーメンをゆっくり味わった。
我々にとっては非常に厳しい試練であったが、今日の独標もすぐに懐かしい思い出となり、又雪の中を転げ回るでありましょう。

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