槍ヶ岳〜鷲羽岳〜笠ヶ岳 PART2 岐阜県・長野県・富山県
2012.8.21〜24
鷲羽岳(2924m)
8月23日(木)晴
双六小屋5:08〜巻道ルート〜三俣山荘7:33−8:50鷲羽岳9:07−ワリモ岳9:44−ワリモ北分岐10:01−岩苔乗越10:10
−黒部源流標11:07−12:54三俣蓮華岳13:10−14:09双六岳14:13−14:57双六小屋
双六小屋前で日の出を待つ人達 私達は歩きながら御来光を拝むことにして歩き始めた。 今回の山行は3泊共に朝食を済ませてからの出発です。 |
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5:15 燕岳方向からの御来光 きょうも最高の天気です。 |
今日の行程は裏銀座の瓢箪(8)回りです。
小屋を出て巻道を鷲羽岳に向かう道中からのパノラマです。
三俣山荘が見えて来た。 鷲が羽を広げています。 左がワリモ岳です。 |
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砂礫のジグザグ道の高度を上げて振り返ると、 黒部源流の先に黒部五郎岳が聳えている。 |
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北には薬師岳です。 | |
鷲羽岳頂上に着いた。 鷲羽池と槍ヶ岳、それに昨日通って来た西鎌尾根です。 |
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槍をバックに記念撮影 |
鷲羽岳山頂からのパノラマ
どっしり大きな薬師岳 右が水晶岳(黒岳) |
ワリモ岳を経てワリモ北分岐に着いた。
此処で2004年に歩いた烏帽子岳への稜線と繋がった。此処が今回の最大の目的地なのです。
10:01 ワリモ北分岐 10分下ると岩苔乗越だ。 此処から黒部川の源流を捜すことにする。 |
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10:16 岩苔から染み出る大河の第1滴を見つけた。 |
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10:28 水の流れとなって下ってゆく。 |
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10:35 幾つもの流が集まり、沢となり川となって行く。 前方がこれから登る三俣蓮華岳です。 |
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11:07 更に下ると、 雲ノ平への分岐に立つ黒部源流の碑がある。 今回の山行の楽しみのもう一つが、 鷲羽岳からいずる黒部源流探訪でもありました。 |
12:54 三俣蓮華岳(2841m)にて バックは鷲羽岳 |
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山頂を後にする。 非常になだらかな雲上の稜線漫歩です。 登りはキツイが、この涼しさ、これだから止められないね。 |
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双六岳(2860m) 少しガスッてきました、山頂です。 |
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頂上をを後にする。 広くて長い双六の稜線広場です。 |
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振り返ってもこの通り、静かな裏銀座でした。 |
14:57
計画とピタリ、3分早い山荘到着です。
またまた日差しが強くなってきた。でも生ビールはやっぱしテラスが美味い!
連泊なので、昨日夕食の天ぷらが今日は焼き肉に格上げでした。
笠ヶ岳(2898m)
8月24日(金)晴
双六小屋4:55−弓折岳6:10−抜戸岳9:05−10:40笠ヶ岳10:50−抜戸分岐12:30−笠新道登山口15:54−新穂高温泉P17:00
−岡山24:45
小屋出発は4:55なのでもうヘッドランプは不要な明るさだ。
だが写真では逆光のシルエットです(5:18)。
御来光5:19 今日も天気は最高です。西鎌尾根から昇っています。 |
5:41
今日はこの景色を眺めながら、弓折岳の向こうの笠ヶ岳に向かいます。
双六方向を振り返ると周回して来たルートが遠望できる。
更に左に振ると、黒部五郎小舎も見える。
そしてやっと笠ヶ岳が顔を出した。 その向こうに白山も浮かんでいる。 |
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笠が大分近付いて来た。 すぐそこに見える岩の通路は自然に出来たものだろう。 先程の抜戸岳の命名由来が分かる気がした。 |
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笠ヶ岳頂上 |
頂上から振り返る。この写真の大尾根は全て歩き通したのだ!
猿倉〜白馬主稜〜白馬〜不帰キレット〜五竜〜八ツ峰キレット〜鹿島槍〜種池山荘
烏帽子岳〜野口五郎岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜西鎌尾根〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂〜奥穂〜ジャンダルム〜西穂〜焼岳〜釜トン入口
残すは針の木岳の稜線だけになった。来年こそ残りを繋ぐぞ!
最後に辛くて長〜い笠新道の下りが待っていた。
新穂高温泉までトータル1500mの下りは膝に堪えました〜〜。
後り30分の所で、夕立、雷鳴になった。でも、此処まで天気がよくぞ持ち応えてくれたのは幸いだった。
メンバーの皆さん、有難う!