奥穂高岳〜西穂高岳縦走 重太郎新道アプローチ            長野・岐阜
                                                 2010.8.8〜8.11
奥西縦走は3年来の念願であった。
1昨年、槍ヶ岳から大キレットを経て奥穂まで来たが、雷雨のため西穂方向は諦めて岳沢に下った。
この時、雷雨以上に体力的にもホッとしたのが実情であった。
昨年は逆コースで挑戦し、西穂高岳迄辿り着いたが、ガスと雨のため早々に引き返し敗退下山した。
今回はこれまで同道のSさん(岡山山の会)とこれまたベテランのSZさん(倉敷山の会)との3名、暴風以外なら何とか達成したい。
小生今年冬は脊椎椎間板症の調子が芳しくなく、病院を替えて回復に専念してきた。
だが持久力が不足しているのは明らか。
何とかトレーニングと思い、出発1週間前からではあったが、負荷をかけ龍ノ口山(段原コース)を1日2時間連日トレを行なった。
大汗をかいたその自主トレが役立つのは間違いない。                                 

8.8(日)
岡山IC15:00−高山西IC−アカンダナ23:15

前穂高岳(3090m)・奥穂高岳(3190m)
8.9(月) 晴のち雨
アカンダナP4:50−バス−5:25上高地5:40−8:05岳沢小屋8:15−9:20かもしかの立場ー10:05岳沢パノラマ−11:10紀美子平11:20−11:55前穂高岳12:20−12:40紀美子平12:55−奥穂高岳14:40−15:20穂高岳山荘

朝もやの岳沢(河童橋から)
岳沢小屋を後にする。
ここからが重太郎新道のシゴキの始まりです。
岳沢パノラマにて
韓国ツアー隊、大勢の2組に出会いました。
重太郎新道を下る人は多いが、登るのは私たちの他には見通す限り1名だけだった。
真下の岳沢小屋からジグザグ急坂と幾つもの長い梯子があり体力使います。
紀美子平はまだまだ上です。
岳沢パノラマより明日縦走の奥西稜線を眺める。
左より、雲に隠れる西穂、その右に間ノ岳、天狗岳、畳岩と続いている。
同場所より明後日縦断する焼岳
紀美子平での奇遇
米子労山会長のOさん一行に声を掛けられた。槍から大キレットを越えて、これから下るとのこと。冬の大山で二度出会い、剱御前小屋でも出会ったことがあります。
山頂へは空身で往復しました。
前穂高岳の三角点
角がかけ、補修されているため何等か不明です。

前穂を後に奥穂へ向かう。
南稜の頭で雨となり、雨具を着ることになった。小生体力の限界で、予定より50分遅れの3時20分穂高岳山荘に着いた。
そして夕方に雨は上がり、夜半には満天の星となった。

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