奥穂高岳(3190m)・前穂高岳(3090m)       
                                             2007.8.6(月)〜8日(水)

8月6日(月)
岡山IC3:50−平湯10:30昼食ーアカンダナP11:45−上高地12:15−横尾15:40

深夜割引を利用できるので、4時前に高速道路に入る。
大津SAで琵琶湖を眺めながら朝食をとる。順調に走り、平湯が昼食になった。
上高地で登山届を出して歩き始める。
徳沢で長塀尾根登山口を確認するため、一寸入り込んでみた。
今月下旬には、ここから蝶ヶ岳へ登ることになる。
横尾山荘では、芋の子を洗うように混雑した風呂に入り、出てみるとザンザン降りの夕立である。
早く着いて良かった。

河童橋から穂高吊尾根を望む。
順調なら、明後日はあの稜線を歩いて岳沢に下り、この河童橋に帰ってくる。
この度は一昨年、悪天候で果たせなかったリベンジである。

8月7日(火) 晴
横尾5:45−本谷橋6:50−涸沢ヒュッテ9:00−ザイテン取り付き11:00−穂高山荘13:05

本谷橋を過ぎて1時間程すると
視界が開け、穂高吊尾根全容が顔を出す。
涸沢雪渓、後方は涸沢小屋
穂高山荘のテラスから常念岳を望む。
右端の方には赤い屋根の蝶ヶ岳ヒュッテがかすかに見える。
ザイテングラードの花
左上 チングルマ
右上 ハクサンイチゲ
左   ミヤマキンポウゲ

8月8日(水) 霧
穂高山荘5:30−奥穂高岳6:30−紀美子平8:25−9:00前穂高岳9:30−9:50紀美子平10:10−カモシカの立場12:05−13:10岳沢小屋13:30−河童橋16:00ーバスターミナル16:30−平湯アカンダナ17:00

今朝は予報通り、生憎の霧である。ご来光は拝めなかったが雨の気配はない。
昨日は小屋に入って暫くすると雷は無かったが、夕立になりヒョウも降ってきた。
なので、岩が濡れているのが心配だったが大したことはない。

飛騨側の視界は効き、笠ヶ岳、白山は見えるが、
涸沢側はガスに包まれ全く見えない。
沢山の人が奥穂へ向っている。
奥に見えるのが山頂のようだ。
ジャンダルム方向へ行く人も見える。
奥穂岳頂上
人が多く、交代で写真を撮る。逆光です。
厳しい自然の中にも花が咲いていました。
ヨツバシオガマです。
奥穂から前穂に続く稜線
彼方に南アルプス、その向こうには富士山が見える。
眼下には岳沢、その向こうに上高地を俯瞰する。
上高地の上に乗鞍岳、
その向こうは御嶽山です。
乗鞍岳には(気が向いたら)明日登ります。
紀美子平に着いた。
吊尾根を振り返る。
前穂頂上は広い。
涸沢側を見下ろすも何も見えない。
紀美子平からはほぼ垂直に降りることになる。
その直後のスラブ、先頭の私は仰向けに滑った。
鎖を離さなかったので大事に至らず。
雷鳥広場まで下りて一息ついた。
でも、まだまだ長い。
売店のみの岳沢小屋で冷たいビールで乾杯。
これからの下山が長い。
途中、天然クーラーの風穴で大休止、やっと河童橋に着いた。
梓川で頭から冷たい水をかぶる。
そして、今日歩いてきた稜線と岳沢を振り返る。
標高差は約1700mだ。

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