大山・槍ヶ峰 
                         2005.9.30(金) 晴

2週間前に初めて三の沢に入った時と違って今日は好天気だ。
駐車場には先客か、車が3台ほどある。
どこまで行けるか全く分らないが、無理はせず、安全第一と思いながら三の沢に入る。
10時。

砂防堰堤の向こう正面、大山南壁に剣ヶ峰が聳える。
真北の剣ヶ峰に向って三の沢左岸を入る。




十幾つの堰堤の最奥の1号堰堤は一際大きく、昭和38年完成とある。
ここまで来ると、剣ヶ峰頂上の表示標識が見える。
堰堤に向って左側奥から上る。

堰堤の上に出た。急に視界が開け、大パノラマが広がる。
中央右に槍ヶ峰が見える。感激の一時だった。
槍ヶ峰の下方に2人パーティが2組見え隠れする。あれがルートだ。
行けるところまで行ってみることにする。

前人のトレースを確認しながらガラ場を進む。
急斜面だが所々に赤テープもありゆっくり上れば問題はない。
この写真の見た目より傾斜はきつく、足場を崩さないように注意した。
槍尾根の下で2人が下りて来られた。岡山の人で6月以来とのことだった。

12時30分 念願の槍尾根に着いた。これが槍ヶ峰だ。
腕の高度計は1600m。
相当神経を使ったので、喉は渇くが食欲は余りない。
でも腰を下ろして弁当にする。
剣ヶ峰、弥山方向には少しずつガスがかかり始めた。
本谷の向こうに矢筈ヶ山と甲ヶ山が見える。

下界を眺める。
上って来た三の沢、右は二の沢、その右に一の沢も尾を引いている。
ここまで来れたのは出来すぎ、上出来。
13時、尾根をあとにする。
この時期、大山の紅葉にはまだ早く、堰堤脇のナナカマドの実だけが色付いていました。
15時文殊堂に無事に下山。

トップページへ

inserted by FC2 system