さあ出発!カトマンズからのアプローチバス      2004.10.28(木)

今日が山に入る実質第1日目ということになる。4時起床、5時食事、6時出発である(456)。
かくして、カトマンズのラジソンホテルからチャーターバスに乗り込んだ。
参加隊員は大森隊長(岡山大学山岳会)、大村、大内(以上ミネルバ)、渡辺夫妻(岡山ハイキングクラブ)に小生(みつがしわ山の会)の6名、それにアルパインのツアーリーダー鹿田氏である。
バスには既に物資やおよそ20名程のスタッフが乗り込んでいたが、私たちの席は中ほどに確保されていた。
バスはインド製のTATA、窓や内装は戦後の木炭バスを思い出させる。既に20年は走っているだろうと思えるが、そのディーゼルエンジンの粘りは凄いの一言。
郊外に出るとすぐに、うねうね道の上りになる。殆ど想像を絶する悪路で、片側は必ず千尋の谷。もちろんガードレールなどないので、生きた心地がしない。でも切り立った山腹に、空までつながる様な段々畑は、この国の厳しさが伝わってくる。

8:00 ラニポア村からヒマラヤの山を初めて眺めた。右の写真の右上かすかに、目的のランタン山群が見える。

ガネッシュ(大森さんの恋人) ランタンリルン

10:00 幾つかの検問所(機関銃を持った国軍)を通過して昼食地トリスリバザールに着いた。

チベット仏教のお祭りらしい 天秤でジャガイモの計量

13:30 道路崩落地点に着いた。今までのバスはここまで。道路の決壊が約2km、皆歩く。兵隊さんも歩く。
物資荷物はポーターが運ぶ、向こうにバスがいるのだろう。

1時間15分ほど歩いて乗り継ぎ地点。ここからは右上の乗り合いバス、だが、私たちは席を案ずる事は無い。全て優先されている。赤いリュックはサーダー(シェルパ頭)のアンプルパさん。
かくして、
16:00 バルク着。今夜はホテル?シェルパロッジ泊、明日からは本格的な歩きとなる。

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